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Date:  Thu, 11 May 2000 11:56:58 +0900
From:  Shin MIYAZAKI <shin@erc2.suiri.tsukuba.ac.jp>
Subject:  [game-jp:0171] GAME-AAN Science/Business workshop (attention please)!
To:  game-jp@ihas.nagoya-u.ac.jp
Message-Id:  <200005110257.AA01567@mouko.erc2.suiri.tsukuba.ac.jp>
X-Mail-Count: 00171

GAME-JPの皆様:  宮崎@筑波大です。

####12日のWS時間変更のお知らせ#########

GAME-AANのサイエンスワークショップの12日の分についてのみ、開始時間を
30分繰り下げることになりました。

これは、GAMEに深く関わっておられた気象庁の村上勝人が、亡くなられて、
明日(12日)の昼に葬儀が行われる事になったのに伴ない、それに出席される安
成先生のセンターへの到着が遅れる事になったためです。

突然の変更で、ご迷惑をおかけしますが、よろしくご理解のほどをお願いします。

---Agenda of GAME-AAN Science/Bussiness Workshop---(変更部分のみ)

サイエンスワークショップの発表時間は一人15分程度+議論10分で25分とします。

5月12日(金)

Session−3 座長 田中 賢治(京都大学)

10:00〜10:25
宮崎 真(筑波大学)
「チベット、モンゴルでの地表面熱収支の不均衡」

10:25〜10:50
太田岳史(岩手大学)、他、(大畑(北海道大)発表予定)
「ヤクーツク・スパースカヤにおける観測の結果と今後」

10:50〜11:15
山本 晋(資環研)
「フラックス測定ネットワークAsiaFluxの構想と課題」
               (資環研 山本 晋)

11:15〜11:40
三枝 信子(資環研)
「複雑地形地でのフラックス観測の現状と課題」

11:40〜12:05
「ADEOS II モンゴル高原実験(AMPEX)のフラックス観測計画」
    開發一郎(広島大学)

12:05:〜12:30
大畑哲夫(北海道大学)
「観測Fにおける水循環・陸域G概要と水熱フラックス観測の計画」

12:30〜12:55
上野健一(滋賀県立大学)、R.Kayastha、他
「ネパールヒマラヤの1994-1999にかけた気候変化」


お昼休み 12:55〜14:30


−−−−GAME-AAN ビジネスミーティングーーーーー

座長 杉田 倫明(筑波大学) (前半) 14:30〜15:30 
                  AAN各班および観測フロンティア、flux-netからの提案

   安成 哲三(筑波大学) (後半) 15:45〜17:30 総合討論

ビジネスミーティングで話し合うべき内容は以下の通りです。

******* 文部省予算のGAME/AANの成果のとりまとめ **********

(1)データセットをどのような形で公開するか.フォーマット、公開内容、時期につ
いては、すでに98/12/8の京都の会議
(http://www.suiri.tsukuba.ac.jp/Project/aan/meeting-ws/aan981208.html) で合意済
みですが、その後の観測の状況、地域班のデータ公開とのかねあいなど、修正するべき
点があれば、議論.

(2)その他、公開の方法として、ネットワークで公開の後、CD-ROM化していくか、文
献としてはどのような公開方法(たとえば、GAME特集号の中にデータセットについての
論文を入れる、など)をとるか、などが議題と思われます.

****** 文部省予算後のGAME/AANをどうするか.********

現在の文部省予算でのGAME/AANは2001年度で終了するわけですが、その後をどのよ
うにしたいのか.

(1)背景
予想されたとおり(?)、GAME/IOPを通してやっと長期観測が多少軌道に乗りだした.
カウンターパートも興味を持ちだし、またコミュニュケーションも滑らかになりつつあ
る.この資産をこの段階で捨ててしまうのはあまりに惜しくないか.一方、GAMEあるい
はGEWEXの目的のためには、IOPのみでなく長期モニタリングは不可欠.できれば、この
後5−10年くらいでデータを取ってみたい.

(2)議論
・観測は大変
	・でもやりたいのか、あるいはいやもうやめにしたいのか
	・国内研究者のduty(?)を減らすために不可欠な、現地のカウンターパート
	 にほとんど任せる体制の構築がここ数年でできるか.

・予算の問題 
	・フラックスの長期モニタリングを一つの目玉にした陸域環境研究センター
	 の発足--->概算要求事項に入れていく
	・Post 文部省GAMEへ別途予算請求

・サイエンスの問題
	・長期モニタリングでAANにかかわっている人は何を分かろうとしているのか
	 サイエンスワークショップ99/3議事録参照 (http://www.suiri.tsukuba.
	 ac.jp/Project/aan/meeting-ws/proc_aanws_99.html)
	・AANの現在のメンバーだけで良いのか、裾野を広げる努力が必要なのか.
	・他の観測という手段が同じグループ(ex. 観測フロンティア、Flux net)
	 と、何をどのように連携して行くのか.


以上,よろしくお願いします。

          






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   筑波大学地球科学系(陸域環境研究センター(旧:水理実験センター))     
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