YMNET各位:
浅沼です。私も最近、メーカーの人から聞きかじっただけですが。。。。
Scintillometer自身は50-250mの線平均のHを計測するもので、10年くらい前に開発されたもの
で、国内でも東工大の神田・森脇両氏のように、ずいぶん研究例があるようです。上野さんからご
紹介のあった、LASはこのScintillometerのモンスターの様なものだそうで、最近開発されて、日
本に入ってきたのもごく最近みたいです。写真で見るとかなりごつい発光部と受光部があります。
Scintillometerもそのモンスター版のLASもパス上の線平均を取るわけですが、線上の一様平均で
はなく、正規分布に近い中央に重みを付けた平均になっているそうで、これは計測原理上の特性だ
と代理店の人は言っていました。どの程度、中央に重みが付いているのかは、私も不勉強でわかり
ません。
拡散論的に考えるならば、タワーでの渦相関による観測がSource Areaの中央に正規分布で重み付
けされた面積平均ですので、Scintillometerも似たようなものを計っているのかなぁー、と漠然
と考えています。
どなたか、詳しい方がいらっしゃいましたら、フォローお願いします。
In message "[game-jp:0214] LAS の紹介",
K.Ueno wrote...
>GAME-JP 各位
>
>先日アメリカのMicroMet Scientific社より500-5000mスケールの
>平均的なsensible fluxを算定できる測器(Large Aperture Infrared Scintillometers)
>の紹介が送られてきました。LAS150と呼ばれるもので、
>As an infrared beam is transmitted through the turbulent atmosphere the
>signal intensity changes as the refractive-index of the air varies with
>fluctuations in temperature.
>とあります。私はこの方面の専門ではないのですが、
>既にかなり実用化されて観測に使用されている測器なのでしょうか?
>従来の観測とは異なり遠隔的にパス平均のHを測定できるもの
>として注目に値すると思いメールに流してみました。
>
>滋賀県立大学
>上野健一
>
>
>
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Jun Asanuma
Terestrial Environment Research Center
Tsukuba University
1-1-1 Tennoodai, Tsukuba, Ibaraki, JAPAN 305-8577
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浅沼 順
筑波大学
陸域環境研究センター
〒305-8577
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