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Date:  Mon, 27 Nov 2000 19:05:56 +0900
From:  "Kiyotoshi Takahashi" <ktakahas@mri-jma.go.jp>
Subject:  [game-jp:0245] GAME 再解析 Ver.1.1   0.5 度版(アジア域)公開のお知らせ及び GAME standard data CD 作成提案
To:  <game-jp@ihas.nagoya-u.ac.jp>
Message-Id:  <001d01c05857$f81998c0$1e3b1fac@mrijma.go.jp>
X-Mail-Count: 00245

GAME-jpの皆様:


 GAMEデータアーカイブを担当している高橋@気象研です。

 まず、GAME再解析0.5版の公開のお知らせです。
 10月31日と11月7日にGAME再解析ver. 1.1の公開の案内が山崎@気象研から
ありましたが、そのときにまだオンライン提供できなかった0.5度のデータのftpサイトが
東京大学生産技術研究所の沖先生のところで立ち上げられましたので、御案内します。
アドレスは、 ftp://hydro.iis.u-tokyo.ac.jp//GAME/GAIN/GAME-REANL です。
このサイトはhttp://gain-hub.mri-jma.go.jp/GAME_reanal.html からもたどること
が出来ます。ここからはGAME ver. 1.1の全データ(2.5度、1.25度、0.5度)ファイルを
ダウンロードすることが出来ますが、地形データのみ、gain-hub上にあります。

次に、来週、札幌でGAME国内研究集会が開かれますが、データアーカイブに関して、
12/7の最後に30分の時間が割り当てられています。

このなかで、私から GAME standard data CD作成提案報告を行う予定ですが、
当日の議論の参考までに、事前に概略についてお知らせし、予め意見を御伺い
したいと思います。

GAMEでは、データ交換・提供は基本的にonlineで行うことを原則としています。
しかしながら、 
 1.通信事情の悪い国では利用が困難である可能性がある
 2.外部に対して、アピールしやすい
 3.インドなど、物理媒体でのデータ提供を要求している国がある
 4.オンラインでのデータ提供の準備が遅れ気味である 
ということもあり、対応策として、GAMEで得られたデータのうち、使用頻度
の高い、基礎的な部分を GAME Standard Data Set として、CD−ROMで
参加各国に提供することを考えております。
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1.名称: GAME Standard Data Set
2.媒体: CD-ROM
3.内容: 
      Reanalysis: 2.5degree, 4times/day, 1998.4-1998.10
      地上観測: 気圧、気温、風、降水量、積雪、土壌水分、流出量
      高層観測: 指定面、特異点
      地表面フラックス(含む放射): AWS 
      衛星プロダクト: 積雪
4.データ期間:
      原則として、IOP期間、但し、各班、各データ種別に対応して設定。   
5.作成に当っての方針:
      予算の関係上、新たに作成するCD−ROMは既成・計画中のものとダブりの
      無いよう注意する。
6.提供時期: 
      HUBEX、チベットにおけるJEXAM、TIPEXのデータが公開される来年夏頃。
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以上の案について、他の要素も加えたほうが良いとか、御意見ありましたら、お寄せ下さ
い。

また、その他、GAME関連データの提供体制等についても、「要望、不満な点」ありました
ら、
当日の議論及び今後の運営に反映させたいと思いますので、併せて御意見をお寄せ下さ
い。
よろしくお願いします。

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高橋 清利 : 気象庁気象研究所気候研究部第5研究室
〒305-0052 茨城県つくば市長峰1−1
TEL:0298-53-8670, FAX:0298-55-2683, ktakahas@mri-jma.go.jp