皆様：
レーザー干渉計技術を利用した重力場変動計測ミッション(GRACE-Follow On)
がNASAの主導で2006年に打ち上げられます。このミッションはESAが主唱して
いる惑星空間における重力波探査計画(LISA)の大半の技術を地球重力場変動計
測に応用するもので、その計測精度は関東平野程度の空間スケールで海面変動
換算の3mm以下の高精度を持ち、それによって海洋変動、陸水・雪氷変動など
の地球温暖化影響の監視はもとより、日本列島における地震予知研究において
も大きく貢献する可能性が期待されています。
そこで、国立天文台・宇宙計量部門の藤本教授、川村助教授のご厚意により、
下記の日程・プログラムで、レーザー干渉計による衛星間精密測距技術に関す
る勉強会（参加自由）を開きますのでお知らせいたします。なお、このメール
を関心をお持ちの方に自由に転送してくださると幸いです。
日程：６月２７日（水） １３時３０分ー１７時
場所：国立天文台三鷹本部・スバル大会議室
プログラム：
１．趣旨説明 内藤(国立天文台)
２．測位衛星を利用した地球環境監視技術開発プロジェクト（20分）
津田（代理：青山）(京大RASC)
３．衛星間測距による重力場変動の精密計測（20分） 福田（京大院理）
４．LISAにおけるレーザー干渉精密測距技術（60分） 川村(国立天文台)
５．TAMA３００の概要（20分） 藤本（国立天文台）
６．総合討論（30分）
７．TAMA３００見学（30分）
世話人：内藤
注：国立天文台三鷹本部に関する情報は http://www.nao.ac.jp を参照くだ
さい。
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内藤勲夫
国立天文台・地球回転研究系
Isao Naito
Earth Rotation Division, National Astronomical Observatory
Tel: 81-197-22-7129 Fax: 81-197-22-3410
E-mail: naito@miz.nao.ac.jp
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内藤勲夫
国立天文台・地球回転研究系
Isao Naito
Earth Rotation Division, National Astronomical Observatory
Tel: 81-197-22-7129 Fax: 81-197-22-3410
E-mail: naito@miz.nao.ac.jp