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Date:  Thu, 28 Feb 2002 14:41:04 +0900
From:  Taro Shinoda <shinoda@ihas.nagoya-u.ac.jp>
Subject:  [game-jp:0385] Workshop on land-surface, boundary layer, cloud processes at HyARC
To:  ymnet@kugi.kyoto-u.ac.jp (ymnet ML), game-jp@ihas.nagoya-u.ac.jp
Message-Id:  <20020228141702.4AD0.SHINODA@ihas.nagoya-u.ac.jp>
X-Mail-Count: 00385

ymnet, game-jp のみなさま

篠田@名大・地球水循環研究センターです。

ymnetとgame-jpにクロスポストさせていただいております。
本メールを複数受け取られる方はご容赦ください。

直前の連絡となってしまいまして申し訳ありません。
もう来週となってしまいましたが、名古屋大学地球水循環研究セン
ターにおいて、
	「地表面−境界層−雲・降水過程の相互作用に関する
	 ワークショップ(研究の現状と問題点)」
と題したワークショップを行なう予定です。

このワークショップではGAMEのデータセットが揃いつつある今、陸
面過程、大気境界層過程、雲・降水過程のそれぞれだけではなく、
これら全体を概観できるような視点での意見交換を行いたいという
主旨で企画をしました。講演者の方々には研究の成果だけではなく、
現時点における問題点や課題などについてもお話いただけるように
依頼しております。講演者の方々の内容をもとにして、今後、研究
を行なっていかなければならない課題などについて活発な議論を行
なっていきたいと考えております。興味のある方の積極的な参加を
お待ちしております。

なお、ワークショップについてのお問い合わせは幹事(篠田、檜山、
樋口)までお気軽にどうぞ。よろしくお願いいたします。

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タイトル
	地表面−境界層−雲・降水過程の相互作用に関する
	ワークショップ (研究の現状と問題点)
日時:	2002年3月6日(水)〜3月7日(木)
場所:	名古屋大学 地球水循環研究センター 3F大講義室
	場所については
	http://www.nagoya-u.ac.jp/sogo/higasiyama.html
	を参照してください。
幹事:	篠田太郎(名大・地球水循環研究センター)
		shinoda@ihas.nagoya-u.ac.jp
	檜山哲哉(名大・地球水循環研究センター)
		hiyama@ihas.nagoya-u.ac.jp
	樋口篤志(名大・地球水循環研究センター)
		higu@ihas.nagoya-u.ac.jp

講演プログラム

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●3/6(水)
(00) 13:15 〜 13:30
	中村健治(名大・地球水循環研究センター)
	(あいさつ)
(01) 13:30 〜 14:00
	篠田太郎(名大・地球水循環研究センター)
	境界層上部で発生する初期対流雲を数値モデルで表現する
	方法について
(02) 14:00 〜 14:30
	田中広樹(京大・農)
	移流項を考慮したフラックス算定法
	〜東シベリア・カラマツ林における樹冠上フラックス観測より〜
(03) 14:30 〜 15:00
	高田久美子(地球フロンティア)
	陸面モデル比較の際の留意点、意義
(04) 15:00 〜 15:30
	田中賢治(京大・防災研)
	陸面過程モデルSiBUCの開発-実現できたこと、これからのこと

---------- 休憩(15分)----------

(05) 15:45 〜 16:15
	浅沼順(筑波大・地球環境)
	北東アジア域での水循環プロジェクト、RAISE、における
	境界層研究
(06) 16:15 〜 16:45
	立花義裕(東海大)
	ラジオゾンデ観測によるオホーツク海高気圧の熱力学
	−海霧による放射冷却の重要性−
(07) 16:45 〜 17:15
	檜山哲哉(名大・地球水循環研究センター)
	プロファイル観測四方山話
(08) 17:15 〜 17:45
	玉川一郎(岐阜大・工)
	チベット高原安多観測点で見られた乱流変動よりちょっと
	長い変動について

---------- 移動 ----------

	懇親会(18:30 〜 20:30)を予定

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3/7(木)

(09) 09:45 〜 10:15
	川島正行(北大・低温研)
	航空機による冬期オホーツク海および日本海上の境界層観測
(10) 10:15 〜 10:45
	荻野慎也(神戸大・理)
	プレモンスーン季にインドシナ半島上空に現れる温度逆転層が
	雨季への移行に果たす役割
(11) 10:45 〜 11:15
	大澤輝夫(岐阜大・工)
	MM5の地表風速計算精度について

---------- 休憩(15分)----------

(12) 11:30 〜 12:00
	久保田尚之(地球観測フロンティア)
	熱帯海洋上で発生する積雲対流活動の発達過程における
	下層雲及び水蒸気変動の役割について
(13) 12:00 〜 12:30
	遠藤伸彦(地球フロンティア)
	チベット高原における雲の鉛直構造の季節変化
(14) 12:30 〜 13:00
	桑形恒男(農環研)
	起伏地形上の大気境界層と対流活動

---------- 休憩(60分)----------

(15) 14:00 〜 14:30
	樋口篤志(名大・地球水循環研究センター)
	陸面衛星研究での四方山話.
	−何が問題か?−
(16) 14:30 〜 15:00
	増永浩彦(NASDA/EORC)
	衛星リモートセンシングによる雲・降水観測:解析手法と課題
(17) 15:00 〜 15:30
	栗田直幸(地球フロンティア)
	降水の同位体比と水蒸気起源解析からみたシベリアにおける
	水循環

●総合討論	15:30 〜 16:00
・観測における問題点
・数値モデルにおける問題点
・今後、何をやるべきか?

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Taro Shinoda <shinoda@ihas.nagoya-u.ac.jp>