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Date:  Fri, 18 Oct 2002 12:18:47 +0900
From:  "K.Ueno" <kueno@ses.usp.ac.jp>
Subject:  [game-jp:0461] 湿潤対流に関する研究会でのお誘い
To:  game-jp@ihas.nagoya-u.ac.jp
Message-Id:  <200210180318.MAA24232@sesux1.ses.usp.ac.jp>
X-Mail-Count: 00461

GAME各位

名古屋大学・上田先生、他、のご協力のもと、以下のような研究会を
来年1月下旬から2月上旬に開催しようと考えております。
発表希望者の方がいらっしゃいましたら、上野まで
連絡頂きたく、是非ご検討下さい。
(別途、こちらからもお誘いする予定でおりますが、
 重複ご容赦下さい)

滋賀県立大学
上野健一
ーーーーーーーー
GAME-Phase 2 湿潤対流研究会

 降水を伴う大気場(水蒸気量、安定度、収束場など)には
観測対象地域に依存した不均一性が存在する。本研究会では、
GAME集中観測期間中に観測された地域毎の降水を伴う対流現象
を相互比較することにより、ともすると個別の研究組織毎で事例研究
にとどまりがちなメソスケール水循環研究を、地域間での
クロスカッティングな研究へ発展させる事を狙いたい
(ゆくゆくはモンスーン循環、モデリンググループとの関連付けも視野に入れる)。
以下の内容を地域比較研究する事を当初の目的とする。

0)各観測地域で狙っているメソ降水研究の主目的、
  どんな雲が発生しどんな降水現象が観測されたのか(観測結果に基づく雲・降水過程)
1)降水雲への陸面過程(トリガーは何か、陸面過程は重要か、
  その場合の陸面過程とは何か、組織化するか)
2)降水雲が発達する総観場の特徴(その場合の総観場とは何か、
  年により総観場は大きく異なるのか)
3)総観場とモンスーンの季節内変動とは関連があるのか
 (そのモンスーン季節内変動は各地域を結ぶものか?)
4)乾燥対流、局地循環、地形成降雨とのつながり、等、

呼びかけ人
上野健一(滋賀県立大学)
篠田太郎(名古屋大学)