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Date:  Tue, 14 Jan 2003 14:43:38 +0900
From:  "Yoshikane T." <yoshikat@jamstec.go.jp>
Subject:  [game-jp:0489] 領域気候モデルワークショップ開催のお知らせ
To:  game-jp@ihas.nagoya-u.ac.jp
Message-Id:  <3E23A310.8010605@jamstec.go.jp>
X-Mail-Count: 00489

GAME-MLの皆様:

地球フロンティアの吉兼と申します。

同様のメールを複数受け取られる方には、御容赦願います。

地球フロンティア研究システム(FRSGC)とGAME国際科学パネル(GISP)の主催
による「第2回モンスーンシステム解明のための領域気候数値モデルに関する
ワークショップの開催案内と講演発表募集」について、お知らせいたします。

ワークショップは領域気候モデルを中心としたテーマになっていますが、
GCMを使用して研究されている方の発表も歓迎いたします。
ご興味のある方はぜひご参加ください。

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第2回モンスーンシステム解明のための領域気候数値モデルに関する
ワークショップの開催案内と講演発表募集について

主    催:地球フロンティア研究システム,GAME国際科学パネル
開催日時:2003年3月4日(火)から6日(木)
開催場所:地球フロンティア研究システム 交流棟2F 三好記念講堂

ワークショップの主旨:
  領域気候数値モデルはモンスーンのような領域スケールの気候システムの
解明に対し有効な道具の1つとして考えられています.領域気候モデルは全
球大気気候モデル(GCM)と比べて積雲対流パラメタリゼーションに依存しな
い雲解像シミュレーションが比較的容易であることなどの利点があります.
しかし、領域気候数値モデルの物理過程や側面境界条件など解決困難な問題
も依然として多く残されています.
 領域気候モデルおけるこれらの問題点を明らかにし,将来的な発展に対す
る方向性を議論するとともに,モンスーンなど気候システムへの応用につい
ての意見交換を行うことを目的として,GAME-Phase2では「モンスーンシス
テム解明のための領域気候数値モデルに関するワークショップ」を以下の日
程で開催いたします。なお,2001年10月にハワイのInternational Pacific
Research Center(IPRC)で開催された「第1回領域気候モデルワークショップ」
を継承する形を取るため,ワークショップの名称に「第2回」を冠します.

講演発表募集:
  以下のテーマで講演発表の募集をいたします。要旨を英文で600 words程
度にまとめ,下記のワークショップ実行委員宛てに送付して下さい。要旨集
は当日配布いたします.発表形式は口頭発表とポスター発表で行う予定です。
英文要旨を郵送の際にご希望の発表形式をお知らせください。口頭発表では
PCプロジェクターとOHPが使用できます。なお、口頭発表の希望者が多い場合
はポスター発表に変更していただく場合もありますので予めご了承ください。

講演原稿提出締切:2003年2月10日(月)
郵送または電子メールでお願いいたします。

テーマ:
・領域気候数値モデルの問題点
・モンスーンシステムへの応用
・モンスーンに関連した領域大気プロセスの短時間シミュレーション
・雲解像度気候モデルの可能性
・領域気候モデルおよび水文モデルの検証と相互比較
※領域気候に関係あるGCM研究も歓迎いたします。

ワークショップ短報(Proceedings):
講演内容についてA4で4ページ程度にまとめていただき、本ワークショッ
プの短報(Proceedings)を発行いたします。原稿を2003年3月6日(木)まで
に提出していただきますようお願い申し上げます。

ワークショップ実行委員:
  木村富士男(地球フロンティア研究システム,筑波大)
  里村雄彦(京都大)  
  Yuqing Wang(IPRC,ハワイ大)

連絡先:
〒305-8571
つくば市天王台1-1 筑波大学地球科学系
筑波大学地球科学系  木村富士男
e-mail fkimura@atm.geo.tsukuba.ac.jp

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吉兼隆生
〒236-0001 神奈川県横浜市金沢区昭和町3173-25
海洋科学技術センター横浜研究所
地球フロンティア研究システム
水循環予測研究領域 陸面水循環過程
e-mail yoshikat@jamstec.go.jp